院内・設備紹介

院内

診察室&処置室&検査室

多くの診察・処置はここで行います。

当院では基本的に飼い主さんが安心できるように検査も処置も目の前で行います。
処置台は水の流せるシンクになっていて、歯科処置や麻酔下での簡単な処置もここで行います。

そのため麻酔器及びモニターも備え付けてあります。

術前処置である毛刈りや術野の洗浄もここで行います。

 

 

手術室

滅菌された手術を行います。

出来る限りクリーンな部屋になるように心掛けています。

そのため、毛刈りや手術前の術野の洗浄は行いません。

処置室で術前処置がすべて終わった動物が運び込まれます。

メインの麻酔器やモニターが備え付けてあり、手術用の顕微鏡もあります。

入り口には粘着マットが置いてあり履物の汚れもここで吸着します。

 

入院室

ドライタイプの入院犬舎です。(アメリカのショーライン社製)

メーカーのサイズの中で2番目に大きい犬舎が2基入っているため、40Kgクラスの犬でも余裕で入院させることが出来ます。

ケージの床には床暖暖房が入っています。

24時間空調を稼動させ快適な環境を保っています。

その他、洗濯機2基、乾燥機2基、ミニキッチン、冷蔵庫等が置いてあります。

 

レントゲン撮影室

レントゲンを撮影する部屋です。奥に暗室があります。

この部屋は周りをコンクリートで固めてあり放射線が外に洩れないような構造になっています。

扉も鉛の板が入っています。

 

書庫&フード倉庫

当院の書庫には全部とは言いませんが、かなりの数の獣医学関連の書籍があります。

 

待合室

待合室ではできるだけ飼い主さんやワンちゃんネコちゃんの不安・緊張を和らげるための努力をしています。

TVモニターでは病気のこと、しつけや管理のこと、どうぶつトリビアクイズ等が月変わりで放送されています。

オリンピックや高校野球、お正月もTV番組を放送する事もあります。

また人用にコーヒーやアメ、ワンちゃん用におやつもご用意しています。
本棚にはたくさんの本があり、犬猫本だったら図書館よりあるかもしれません。

 

受付

受付にはかわいい受付嬢たちがいます。

(最近ではさぼって寝てばかりですが…)

この受付嬢と一緒に人間のスタッフがおりますが、
しつけや食事のご相談に応えるためつねに勉強しておりますので、お気軽にご相談ください。

お散歩の途中でちょっと休憩に寄っていただける待合室を目指しています。

医療設備

診断検査機器

▼超音波診断装置(カラードップラー)
 HITACHI ALOKA α7

超音波診断装置(エコー)は、主にお腹の中の臓器や心臓を検査します。

お腹の中では、膀胱、子宮、肝臓、腎臓、副腎、脾臓などいろんな臓器の診断に使用します。心臓の検査では、心臓の動きをリアルタイムで観察できます。今の動物病院では、なくてはならない器械です。

最新式のエコーを導入しました。画質等が格段に良くなり細かい異常を見つけやすくなりました。


▼電子内視鏡診断装置
 オリンパス社製

内視鏡は、慢性の嘔吐など胃や十二指腸の検査を行います。

胃潰瘍や胃がんなど、今までは診断しにくかった病気を見つける事ができます。

しかし、一番役に立つのは異物を飲み込んでしまった時、お腹を切らずに取り出すことができる事です。


 

▼レントゲン診断装置
 TOSHIBA社製 VPX-100A

レントゲン装置は今では何処の動物病院にもあります。

これは、いろいろな病気の診断には欠かせない検査器械です。

X線には物質を透過する性質があり、その性質を利用することで、目には見えないものを見ることが出来ます。

特に心臓病の診断や脊椎、手足の骨の検査には重要です。

この検査では、綺麗なX線写真を採ることが重要となり、またそのX線写真を見て診断をする、獣医師の読影力が必要となります。


▼レントゲンフィルム自動現像器
 フジフィルム社製 CEPROS Q

レントゲンフィルムを自動で現像してくれる器械です。

フィルムを器械に入れるだけで、現像し乾燥してくれます。

今はCR(コンピューテッドラジオグラフィー)が流行りですが、レントゲンフィルムの画質はCRには負けません。

この器械は、最新型で現像液を6ヶ月間最適な状態に保ってくれます。

また、専用の増感紙とフィルムを用いることでレントゲンの画質が格段に向上しました。


ベットラボステーション


▼生化学血液検査
 IDEXX社製  ベットラボステーション

血液検査、外注(ラボ)検査などデータを一元的に管理いたします。

 

カタリストDx


▼生化学血液検査
 IDEXX社製 カタリストDx

血液で肝臓や腎臓の機能などを検査します。

どうぶつ専用の器械で全世界において使用されています。

言葉のしゃべれない動物にとって、全身状態を把握する為の大事な器械です。

 

プロサイトDx


▼血液自動血球計算機
 IDEXX社製 プロサイトDx

白血球、赤血球や血小板などを自動で数を数えてくれます。

いわゆるCBCと言われる検査機器です。

以前は血球成分を顕微鏡で見ながら一つ一つ数えていた、白血球の5分画や網状赤血球も測定できるようになりました。
また、今まで測定が難しかった猫の血小板も安定して測定できます。

この器械のおかげでとても便利になりました。


▼血液凝固時間測定器
 WAKO社製 COAG2V

この器械も便利です。今まで専門の検査センターで1日かかっていた検査を院内で検査できるようになりました。

PTやAPTT、フィブリノーゲンと言う項目を検査します。

DIC(全身性の炎症により血液が固まらなくなる状態)になっていないか?

また、なりかけていないか検査し、早期に治療を始めます。

この器械を導入してから救命率が格段に上がりました。

▼血液電解質測定器
 フジメディカル社製 ドライケム800

Na(ナトリウム)、K(カリウム)、Cl(塩素)を測定します。

点滴をする際には絶対に必要な器械です。

 

▼血圧計(ドップラー方式)
 Vmed社製 Vet-Dop

血圧を測ります。血圧は動物が動いてしまうとなかなかうまく測定できません。

このドップラー方式の血圧計が無沈静の動物の血圧を一番正確に測定すると言われています。

 

▼心電図検査
 Vmed社製 PC-Vet wirelessECG

心臓の電気的波形を記録いたします。

ワイヤレスなので線でつなぐ必要がないので便利です。

 

▼顕微鏡(デジタルカメラ付き)
 オリンパス社製 BX-40

この器械は働き者です。

細胞の検査、血液の検査、おしっこの検査などに使用します。

この器械が壊れたら大変困ってしまいます。

400倍や1000倍で細胞の一つ一つを診て検査します。

 

▼保温庫(細菌培養検査)

院内で細菌検査を行います。細菌感染に対してどの抗生物質が効果的かを調べます。(抗生物質感受性試験)以前は専門の検査センターで行っていましたが、時間がかかるため院内で検査するようになりました。

最近では動物でも耐性緑膿菌やMRSAといった厄介な感染が増えてきて、通常の抗生物質では効きにくくなりました。その為、適切な抗生物質を投薬する為には大切な検査です。

 

▼遠心分離器
 KUBOTA社製 3110

血液を血球成分と血清成分に分離する時やおしっこの中から尿沈渣成分を取り出すときに使用します。

手術関連機器

●麻酔装置(人工呼吸器付き新生児対応)
 ドレーゲル社製 Fabius Tiro

ドイツのドレーゲル社製のものを使用しています。

麻酔器と生体監視モニターは、安全な手術を行う為にはなくてはならない器械です。この器械は動物用ではなく、人間用の器械で、生まれたばかりの赤ちゃんにも麻酔がかけられる優れものです。

最近では動物の麻酔も人間同様、自分の力で呼吸を行う方法ではなく、人工呼吸器を用いて呼吸を行う方法が多くなりました。

この方法のほうが麻酔の安定性が良いからです。

しかし、そのためには小さな動物に対応するためにより高性能の装置が必要となります。

この麻酔装置は九州ではまだ、動物病院には数台しか導入されていません。

 

●生体監視モニター(ガスモニター、呼吸監視モニター付き)
 ドレーゲル社製 インフィニティーデルタXL+SCIO+ETCO2 respmechanics

特徴は、呼吸のモニターリングが出来ることです。一回換気量や分時換気量、気道内圧もリアルタイムに測定できます。etCo2もメインストリーム方式で測定できる為、かなり正確な測定が出来ます。

PVループやFVループなど呼吸の状態を視覚的にモニターすることも出来ます。このシステムは九州の動物病院では当院だけです。

 

●麻酔装置(動物用 人工呼吸器付き)
 ムラコメディカル社製 非再呼吸回路 人工呼吸器:Bird社製Mark7

非再呼吸方式の麻酔器です。呼吸抵抗の少ない麻酔回路で、小さな動物でも楽に呼吸できるのが特徴です。

現在は、処置室での麻酔に使用しています。

 

●生体監視モニター
 COLIN社製 BP-508

オールインワンの動物用モニターです。

動物病院では一番多く導入されているモデルです。

処置室での麻酔の際に使用しています。

 

●パルスオキシメーター
 NELLCOR社製 N-550

酸素飽和度(SPO2)と脈拍数をモニターします。

 

●電気メス
 ELLMAN社製 サージトロンEMC

高周波(ラジオ波)を使用した電気メスです。

切開や止血をすることができます。

出血量の少ない手術が出来ますが、使いすぎると傷の治りが遅くなります。

 

●超音波メス
 エチコン社製 Harmonic Scalpel

超音波を利用した凝固切開装置です。

肝臓の切除や腫瘍切除の際に大きな力を発揮します。

脾臓腫瘍の切除時には手術時間が半分になります。

迅速な手術が出来る為、体に負担の少ない手術を行うことが出来ます。

●半導体レーザー
 オサダ社製 ライトサージ3000V

このレーザーは主に治療器として使用しています。

外科用レーザーとして使用することは出来ますが、いささかパワー不足です。

また、眼科(緑内障)でも使用します。

 

●手術用電動ドリル
 ストライカー社製 TPS

主に整形外科で使用します。また、骨鋸としても使用します。

 

●手術用顕微鏡
 トプコン社製  OMS-85

主に眼科手術で使用しますが、マイクロサージェリーでも使用します。

血管や尿管の縫合の際には威力を発揮します。

 

●マイクロエンジン(歯科用)
 オサダ社製 サクセス 40M

主に歯科、口腔内外科で使用します。

多根歯の分割抜歯の際にはダイヤモンドチップにより、歯を切断します。

またスケーリング後に、研磨する時もブラシをつけて使用します。

 

●超音波スケーラー(歯科用)
 オサダ社製 ENAC

歯石除去の際に使用します。超音波振動により固い歯石を除去します。

熱が出ますので水をかけて冷やしながら使用します。

 

●一般手術器具
 エースクラップ社製 他

当院の一般手術器具の多くはドイツのエースクラップ社製のものを使用しています。

手術器具は消耗品と言われていますが、当院では良いものを長く使用するようにしています。

このメーカーの器具は良く手になじみます。しかし、長く使用するためには手入を怠ってはいけません。

 

●手術用保温マット
 GAYMAR社製 T/Pump

手術時には体温が低下しやすくなります。

少しでも体温の低下を防ぐ為、温水マットにより保温します。

 

●手術用無影灯
 山田医療照明社製 スカイラックスユニバース 4灯×2基

手術時に術野を照らす明かりです。4灯の明かりが2基ついています。

2方向から明かりをあてることが出来ます。

また、長時間の手術でも目が疲れにくい明かりになっています。

 

●中型全自動高圧蒸気滅菌器
 ELK社製 MAC-N350P

オートクレーブです。手術用滅菌の基本的な機材です。

この器械はバキュームタイプと呼ばれる真空引きをすることができるので、より確実な滅菌作業ができます。

 

●中型EOG滅菌器
 ELK社製 SA-360

やはり、手術の基本は滅菌からです。

エチレンオキサイトガスによる滅菌器です。

熱をかけられない器具に使用します。

その他の設備

●入院ケージ
 ショーライン社製入院ステンレスケージ(大型犬対応)

最近は日本製の物も増えましたが、ほとんどがこのショーライン社のまねだと言われています。

さすがに丈夫で頑丈です。

人一人が充分に入れるほどの大きさのケージもあります。

 

●ICU入院ケージ
 DAIKIN社製

ケージの中の温度、湿度、酸素濃度を一定に保つことが出来ます。

状態の悪い動物を入院させる時に使用します。

人間の保育器と同じような機能があります。

 

●輸液ポンプ
 TOP社製他5台  シリンジポンプ1台

動物に点滴をする際に使用します。動物病院には必需品です。

 

●ガス乾燥機&洗濯機

入院に使用したタオルはまず塩素につけてしばらく放置して、下洗いで一度洗濯機を回します。

その後、もう一度洗濯機で洗い直します。

洗い終わったものは、ガスの乾燥機で60℃以上の温度をかけてしっかりと乾燥します。
電気の乾燥機では温度が余り上がらないので、ガスの乾燥機と言うのがポイントです。

一台は動物用で1台が人間用です。

こればかりは消耗品です。あまりにも使用頻度が高い為に、すぐに壊れてしまいます。

 

●ミニキッチン&電子レンジ

最近は手作り食を食べている動物が多いため、当院ではその動物に合わせた食事を調理しています。
また、入院中の動物に、いつも食べている食事をお持ちになる飼い主さんも多く、電子レンジやコンロが必要となります。

 

●強酸性水製造機 SUPER OXSEED LABO

強酸性水や強アルカリ水を作ります。強酸性水は殺菌や消毒に使用します。
強アルカリ水は血液の付着したものの洗浄に使用します。

 

●-60℃フリーザー

検体や薬品の保存に使用します。
家庭用の冷凍庫では、温度が高過ぎる為、業務用のものを使用しています。